心象

こころが引かれる一瞬がある

そこに立ちどまり
じっとみつめながら
何がこころを引いたのか
言葉を探し続けている

自分の求めていたものが
目の前の
その一瞬にあるからだろう

それが何なのか

言葉を探し出すのは
楽しみでもあるけれど
時として、苦しさと忍耐を伴う

でも
わたしは言葉を探し続けたい
何が出てきても
そこから一歩を踏み出すことができるから

もっとピッタリな言葉は
その作業が好きだから

そういう生き方が好きだから

軌跡

何かを残そうとは思わない。

でも、微かな感覚を拾って、表現していきたいと思う。

それは、丁寧に生きることだから。

機は熟す

じっと待つ

そのときを、じっと待つ

雨のひとしずくをこんなに待ったことが
今までにあっただろうか

でも、そのときは必ずやってくる

じっと待って

ただ、じっと待って

そのときがやって来るのを、待つ

幸せの一瞬

世界中の人が、空を見上げた
一瞬の静寂と歓声の輪が広がる
武器を置き、争いをやめて

しかし、数分後
また元の世界が戻る
いったいあれは何だったんだろうと・・・

続いて欲しいと思うことがあります。
もう二度とあって欲しくないと思うことがあります。

何十年に一度しか起きないこと。
それはそれは、大事に丁寧に扱うことでしょう。
でも、どの一瞬も同じ重さではないかと思うのです。
どんなときの自分も、大事に丁寧に扱いたいと思うのです。

写真は不思議です。
過ぎてしまった一瞬が、記憶の中から蘇ります。
いま、ここに、存在するかのようにはっきりと。
そのときの空気も、においも、興奮も、感謝も。

カメラを向けるとき
今が幸せの一瞬であることを意識することができます。
過ぎ去ってゆく日常に
いつもカメラを向けていたいと思うのです。

さくら

あなたは、光・・・

それとも、陰・・・

期待に応える色を見せて

けれど、今どこまでも続く空を透かして

それも期待に応えてくれているのかしら
それとも
まだ知らないあなたを見つけた
わたしの興奮を楽しんでいるのかしら